磨くペーパーの当て板は鉄板を使う。
木の板などでは撓むので面がダレる。
鉄板使ってもペーパーの撓み分はダレるのだが、そこまでは許容している。
べベルストップは割箸使う。変なこだわりはないw
道具は使える様に使えばいい。こんなもんで十分なのだ。
磨の具合を見るのは20倍のルーペを使う。
研磨の方向を変えて前の目が完全に消えるのを確認する。
昨日も書いたが自分の場合、耐水ペーパーの番手は倍々に変えて掛けている。
しかし話を聞くと、案外近い番手を順に変えて掛けるって聞く事がある。
自分も最初に頃はそんな風にやっていたことがある。800→1000→1200→1500番ってな感じに。
ペーパーの番手って倍になると砥粒は概ね半分の大きさになる。
ペーパーで削れて付く傷の深さが、例えば800番が20μmとして100番が17μm、1200番が14μm、1500番が10μmとする。
ペーパー掛けは前の番手の傷が削れて消えると、その番手での傷がさらに入る事になる。
800番→1000番→1200番→1500番と掛けた場合、20+17+14=51μm削り取ったところでさらに10μmの深さの傷が入る。
800番→1500番の場合は、20μm削ったところで10μmの傷になる。近い番手を順に上げていく場合と比べると30μm程削る面の深さが違う。削る面が多いほど面のダレは大きくなりやすい。
実際はこうはいかないのかもしれないが、傾向はこれに近くなると思われる。
倍々で番手を変えるやり方は、前の傷を取るのに時間は掛かるかもしれないが、面ダレを防ぐにはよいと思う。それと研磨方向を変える回数を減らせるのも、面ダレ防止に効果がある。
番手を変える回数が減るので、結果的には時間はそれほど変わらないか、むしろ速いかもしれない。
色々やって考えた結果、この方法になった。
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