ヒルトレスドロップ・・・と言っておけばいいか?
キリオンがないので浅いグルーブを付けてみた。取り回しがよく、こんなのも悪くはないな。
刃長約90㎜、全長約199㎜、3㎜厚のATS34だが背側を削りぬいて実質ブレード厚は2.5㎜になってる。
クロスロール圧延のATS34なのだが、フラットバータイプと違って表面に出る模様が不規則で妙だ。よく言えば刀の地金っぽいのだが、部分的に大雑把であまりきれいではない・・・まあ仕方がないw
メタルフローの方向性は僅かにあって、フラットバータイプと90°違う。ブレード強度の点では不利かもしれないが、物を切るという事ではこれの方が有利なのかもしれない。
ハンドルは白骨化した鹿角を使った。
染めることはせずに、桐油を浸み込ませただけにしている。
表面の模様は腹と背側に僅かに残るだけ。
髄も所々出ているが、接着剤のエポキシで埋まっている。
キリオンがないので溝を彫った。
実用というよりデザイン上のアクセントにはいいと思った。
シースはシングルステッチにして細身に作るべきかと思ったが、なんとなく気分でダブルステッチにしてみた。
それでもなるべく細身にしたので、結構コンパクトに出来たと思う。
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