2019年8月1日木曜日

本格鉄漿?

 より本物の鉄漿に近い方法をやってみる。
鋼材の切粉を集めて米酢に漬けておく。
一晩置くと泡が立って茶色の液体が出来上がる。
酢酸鉄の溶液になるらしい。
これを適当に水で薄める。

 白骨化した鹿角を用意。
ちょっと細めでどうしよかなと思ってた物だった・・・
 先ずは茶色の液体を塗る。

 お茶っ葉に水を浸して作った液体(要は濃いお茶w)を塗る。
茶色かったのが黒くなる。
これを乾いては塗ってと何回か繰り返す。
酢酸鉄は水溶性なので染み込みやすい様だ。
濃いお茶のタンニンによって、酢酸鉄はタンニン鉄になって黒変する。
 この方法の方が確実に染まって色落ちもし難そうだ。
難点はしばらく酸っぱい臭いがする事だ。
しかし酢酸は揮発性がある(そのため臭いがする)ので、しばらく置いておけば抜けてしまう。










とりあえずぶった切った。
こっちを使ってみようかな・・・

3 件のコメント:

  1. 良い感じの色具合、洗剤を付けたブラシでこすっても色落ちはしないのかな。?

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  2. とりあえず簡単には落ちないのですが、あまり深くは入ってないので、ちょっと削ると色は落ちてしまいます。
    オイルフィニッシュすれば耐久性は上がりそうです。
    染み込まし方に工夫するといいかもしれないですね

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