2020年3月21日土曜日

カッチリしてる?


 ラブレスポーチタイプのシースは、ナイフを納めた時に「カッチ」と手応えがある事が売り(?)になってる。
中子の矢印の部分を僅かにえぐる事でテンションを緩めて、キリオンがロックに衝突する事で「カッチ」と手応えが出る。
しかしこれだと酷使していると、ロックが沈み込んで、収まった時にガタが出やすくなる。
元々収まってる位置でのテンションも緩いので、余計にガタになりやすい。

 自分の場合は収まってる位置でのえぐりを無くして、テンションが掛かった状態に作っている。そのため収まった位置で「カッチ」という手応えはなく、「ギュッ」と止まる感じになっている。

 中子のロック部の形状はこんな感じ。
止まった位置でテンションが掛かっているので、収まった状態ではガタがない。ガタを無くすにはブレードバックとハンドルの背側がシースに密着している必要がある。(そのためシースの折り返しはしっかり作っておく)
納める時にロックにキリオンが勢いよく衝突しないので、この位置が沈み込みにくい。

「カッチ」という方が安心感がある様な気がするが、実用でいくと弊害があったりする。
自分のシースは使いはじめはこの様に「カッチ」とはならないが、使い込んでいくと収まってる位置のテンションが馴染んで、自然に「カッチ」という様になってくる。その頃にはロックに止まる時に必要以上に衝撃が掛からなくなるので、沈み込みも最小限に抑えられる。

 通常3.5㎜厚の革を使っているのだが、2.8㎜厚という薄目の革をサンプルで貰ったので、試しにこれで作ってみた。
3.5㎜厚ってのは必要以上に厚いと以前から思っていた。
2.8㎜というが実質3㎜ちょうどぐらいで、加工性が非常にいい。
必要以上に床面が厚くないので、見た目がすっきりしている。
一様必要十分ではあるが、ちょっと厚さが薄い気がする。
3.2㎜厚ってのがあるとちょうどいいのかもしれないな・・・

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