鉄漿を作る。
といっても偽物で、鋼材の切粉とお茶っ葉を水で溶いて一晩置いただけ。
タンニン鉄の黒い液体ができる。
炭素鋼のブレードを黒染めするのに水で溶いたお茶っ葉に漬けこんでやる事があるが、この時できる黒い液は指に付くとなかなか落ちない。
タンニン鉄は染料に使えそうだと思っていた。
白骨化した鹿角の風合いがよくないので、これを染めてみる事にした。
玉ねぎの皮を煮詰めて染料作るのも面倒だったので、試しに鉄漿もどきを使ってみる。
塗っては乾かしを何かいか繰り返す。
白骨化した鹿角はよく染み込む。
乾燥して出来上がり。
ちっと黒くなりすぎたか・・・
磨くと黒光りしてくる。
それほど深くは入ってないが、案外このぐらいがちょうどよさそうだ。
最終的にオイルフィニッシュすれば色落ちする事はないと思う。
革用染料と違って染み込みすぎないのもいいかもしれない。
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